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2013.12/18(Wed)

TS小説・1 

小説続き!<12/24修正>


●設定<オリジナル部分>

・ゲーム内に登場しない施設でてくるかも?
・狐、龍のみ男女性別あり。
・復活の術の効果:後々公開。




●キャラ紹介

あいりす ぜろ れい みこと らん くれあ ぐれん

 *画像にポインタのせると名前表示されます。

【More・・・】

 ‹かつて起きたこと・いち›

 ――その日の夜中、あいりすは不思議な情景を夢に見た。

 夢の中のあいりすは【バンパイアキャッスル・月光の調べ】におり、身体中傷だらけのうえ血塗れの状態で見知らぬ兎を胸に抱き座り込んでいた。
そんなあいりすの視線の先ではおびただしい数の人が倒れている。
 ――その数、およそ五十から六十人。皆息絶えているように見える。
「巻き込んじゃってごめんね。でも――はちゃんと治してあげるから……」
 あいりすは泣きそうな声で――聞き取れなかったが――胸に抱いた兎の名前を呼ぶとその頬にキスをした。
「――――」
 そしてあいりすが自分でも聞いたこともないような呪文を唱え始めると、自らの身体から胸に抱いた兎へと何かわからないが温かいものが流れ込み、それと同時に少しずつ自らの命の灯が消えていくような感覚を覚えた。
 そのとき――

「――!」

 今度も上手く聞き取れなかったが、自分を呼ぶ声とともに惨状となった【月光の調べ】へと龍、羊、兎、牛、狐など数人の者たちが集まってきた。
 その顔ぶれに、あいりすは見覚えはないながらもどこか懐かしいものを感じた。
「みんな……来てくれたんだ」
 みんなが来てくれたことにあいりすが安心したようにそう言うと、そんな彼女の様子を見、そして辺り一面に倒れている者たちを見た羊が険しい表情で「これ、貴女一人でやったの?」と尋ねてきた。
「うん。全員、私が……殺したの」
 あいりすは羊からの問いに、呼吸すら苦しそうに答え「この子はそのときに巻き込まれちゃった。――だからね、今私の命で傷を治してあげてるんだ」と付け足した。
「命?――まさかお前……」
 その言葉の意味を察した龍がそう言うと、他のみんなも気がついたのか、悲しげな顔であいりすと彼女の胸に抱かれた兎を見つめた。
「――こんな方法でしか……終わらせられなくて……ごめん、ね。さすがに、あの人数を一人で相手にするのは、きつかったな。――そのせいで、大切な友達を死なせた上に、この子にまで怪我をさせちゃった……」
 あいりすはそこで一度言葉を切ると苦しそうに咳き込み、大量の血を吐いた。
「兄さん、早くリカバリーを!」
 突然の吐血に驚いた羊がそう叫び、龍と共にリカバリーをかけたが、身体の傷は癒えてもあいりすの容態が良くなる気配はない。
「もう遅いよ。自分の命がもう長くないってことくらい、私にもわかるもん。――だから、命の灯が消える前に、私の命でこの子のことを治してあげたいんだ」
 あいりすはそう言い、みんなに向かって無理やり笑顔を見せると「もうちょっとだから、待っててね」と、胸に抱いた兎に向かって優しい言葉をかけた。
 そしてどんどんあいりすから兎へと命の灯が流れ込み、彼女の命の灯が消えかけたとき――

「――おねえ、ちゃん?」

 あいりすの胸に抱かれた兎が意識を取り戻した。
「あ、気がついた?もうすぐ終わるから、もうちょっとだけこのままの体勢でいてね」
「う?うん……」
 か細い声でそう言うあいりすに、胸に抱かれた兎は何が起きているのかわからない様子ながらも頷くと辺りを見回し「わたし、どうしたの?」と訊いた。
 どうやら気を失っていたことで記憶が混乱しているようだ。
「ちょっとだけ、怪我しちゃったのよ」
「そうなの……?」
 あいりすに抱かれた兎は未だ実感のないようにそう呟き、ハッと何かに気付いたような顔で彼女を見た。そして囁くような小さな声で「お姉ちゃん、もしかして今……」と恐る恐る訊いた。
 あいりすはその問いにニコッと笑顔を返すだけで何も答えない。
「お姉ちゃんまでいなくなっちゃうなんてヤダ!」
「こらこら、暴れないの」
 あいりすが自分に何をしているのか気付いた兎は、必死に彼女の胸の中で暴れたが、あいりすはそれ以上の力で兎を抱きしめ抑え込んだ。
 そして――

「さ……終わった、よ」

 自らの命をほとんど兎へと与えたあいりすは、力ない笑みを兎へと向けるとそう囁くように言い、再び兎の頬にキスをした。
 そして胸に抱いた兎を立たせ、自分もぼろぼろの身体でなんとか立ち上がった。
 そんなあいりすの顔からは血の気が完全に引き蒼白になっており、足取りは今にも倒れそうなほどおぼつかない。
「……これで、安心して逝ける、かな」
 あいりすは、沈痛な面持ちで自分を見守ってくれているみんなを見回すとそう言い、
「ヤダヤダ!死んじゃ……ヤダぁ……」
 泣きながらあいりすにしがみつく兎に、困ったような顔で「ごめんね」とだけ囁くと兎の頭を優しく撫で涙を指で拭った。
「みんな、今までありがとね。それと……この子のことお願いね」
 あいりすのその言葉を聞いた途端、彼女を見つめていた者たちのうちの数人が泣き崩れた。
「……もう限界みたいだから、じゃあね」
 そしてあいりすがそう言ったと同時にその身体が端から少しずつ崩れ、ルビーのように紅い塵となり始めた。
 自らの身体に起こる異変に直面しても、あいりすの心に恐怖はなかった。ただ一つ、自分にしがみついて泣いている兎のことが心配でならなかった。
(――あ、そうだ)
 どうするべきか悩んでいたあいりすは、ふと、何かを思いついたような顔をすると、崩れゆく自分の身体をまさぐり何かを取り出した。
「これあげるね。私の形見だと思って持っててね」
 そう言い兎に渡したのはルビーとサファイアをあしらったブレスレットと、ギルド章のついたネックレスだった。
 それらはあいりすが肌身離さず持っていた宝物だ。
「みんな、大好きだよ。――さよなら♪」
 そして、妹である兎とみんなに最期の言葉を言い終えた直後、あいりすの身体は完全に真紅の塵となって散った。
 ――あとに残ったのはほんの少しの真紅の塵だけだった。


 ‹過激な暇つぶし›

「――あいちゃん!」
 身体を揺すられ、あいりすが目を開けるとそこは自分の部屋であり、目の前には不安げな様子をしたらんとぜろ、れいがいた。
「おはよ~。って、どうしてここに……?」
「うなされてたけど、大丈夫?」
「あいりすお姉様を起こしに来てみたらお姉様の様子が変だったから、らんお姉様を呼びましたの」
 あいりすはまだ半分未覚醒の頭で三人を見回し、なんとか状況把握をすると「うん、大丈夫」と答えた。
 そして、自分が見た夢の内容を話し始めた。

「その夢の話。――もしかすると、あの噂話の真実なのかもしれないね」
 ――数分後、あいりすが夢に見たことを話し終えたとき、らんは少し涙ぐんだ顔を伏せるようにしながらそう呟いた。
 同じくあいりすの話を聞いていたぜろとれいはらんの隣でボロボロと涙を零している。
「やっぱり、そうなのかな……」
 あいりすは消え入りそうなほど小さな声でそう呟くと、話している間ずっと堪えていた涙を零した。
「……夢に出てきた兎さんはわたしなの?――でも、そうだとすると、わたしは一度死んでるの?」
 そして怯えるように身体を抱いたあいりすを、らんは優しく抱きしめると「大丈夫。あいちゃんはちゃんと生きてる。死んでなんかないよ」と諭すように言った。
「らんさん……ありがと……」
 あいりすは嬉しそうにそう言うと「顔洗って、着替えてくるね」と部屋を出ていった。
 らんの隣であいりすから夢の話を聞いていたれいは、難しい顔で俯き、考え込んでいる様子で「バンパイアキャッスル……ネックレス……」とブツブツ呟いていたが、ハッと何かを思い出したように顔を上げた。
「あいりすお姉様の夢に出てきたネックレスって、もしかして昨日見たあのネックレス……ですの?」
「そのネックレス、月光の調べのどこで見つけたの?」
 れいからの思いがけない言葉に、らんは驚いたように彼女を見るとそう訊いた。
「月光の調べにあった、誰かのお墓にかけられてましたの」
 れいはそう答えると「ネックレストップの形も覚えてますの」と付け足し、らんから紙とペンを渡されると、その形を描き始めた。

「――確か、こんな感じでしたの」
 そして数分後、描き終えた絵をらんに見せた。
「両側に天使の翼がついた花の形をしたギルド章、ね。あとで調べておくわ」
 もし、三人が見たそのネックレスがあいりすの夢に出てきたものなら、上手くいけばあの噂話の中の兎が所属していたギルドがわかるかもしれない。
 ――所属していたギルドがわかったところで、噂話の全貌が見えてくるとはらん自身期待してはいないが、それでも調べてみようと思ったのは純粋に興味が湧いたからに他ならない。
「今晩、月光の調べに行ってみようかしら」
「あ、それならわたしも一緒に連れてって」
 らんがそう呟いたとき、ちょうど着替えを終えて部屋に戻ってきたあいりすが言った。
「あいちゃん、大丈夫?」
 その言葉にらんが心配そうに訊くと、あいりすは少し不安げな顔をしたが「みんながいるなら、大丈夫だよ」と、すぐに精一杯の笑顔を見せた。
「……わかった。それじゃあ、今晩みんなで確認しに行きましょうか」
 不安要素はあったが、みんなと一緒なら悪いことにはならないだろうとらんは考えそう言うと「ギルド章の件、調べてくるね」と付け足し、部屋から出ていった。

 ――部屋に残された三人は、らんからの連絡を待っている間どうするか話し合い、その結果、今晩までは夢のことは忘れておくことに決めた。
「さてと、夜まで何してよっか。したいことあるかな?」
「むぅ……。――れいは何かしたいことある?」
 何かしていないと夢のことを考えてしまいそうで、あいりすは二人に訊いてみたが、ぜろは困った様子でれいに同じ質問をした。
 すると――
「狩り!」
 ――即答だった。
「れいちゃん、即答だね……」
 瞳を輝かせてそう答えたれいに、あいりすは感心したような、呆気に取られたような様子で呟いた。
 れいの隣にいるぜろは、彼女のまさかの提案に少々困ったような顔をしている。
 『狩り好き』――というより、好戦的な性格と言ってもいいれいと違って、温和で怖がりな性格のぜろは戦いそのものが苦手だ。
「狩りなら、他のこと忘れて専念できますのっ」
「……それはそうだけど、狩り……怖い……」
 れいの提案に、ぜろは納得してはいるがそれでも不安を隠せない様子で呟き「れい、ぜろのことちゃんと守ってくれる……?」と恐る恐る尋ねた。
「大丈夫だよ。ぐれんお兄様も誘ったから、これで怖いものなしですの」
「いつの間に……」
 なんでもないことのようにぐれんの名をあげたれいに、あいりすが呆れたように呟くと、彼女は満面の笑みをあいりすに向け、いつ取り出したのか携帯の画面を見せた。
 ――そこには『アイスダンジョンに集合!あいりすお姉様より』とあった。
「――この悪戯羊め」
 あいりすはそう唸るように呟くとれいの額を小突いた。
 そして「さてと、狩りの準備しないとね。二人ともいこっか」と言うと、二人の手を引き【アイスダンジョン】へ向かう準備を始めた。


 あいりすの部屋から出たらんは、すぐさまみことに電話をかけると【メガロポリス】にあるギルドオフィスへと足を運んでいた。
「こんにちは~」
「あら、らんさんいらっしゃい。珍しいですね」
 らんの訪問に、受付のエステルは少し驚いたような顔をしながらも親しげに話しかけると「ギルドをお探しですか?」と訊いた。
「えーと、なんというか、――ギルド章からギルドを調べることってできますか?」
「もちろんできますよ。そこの端末にギルド一覧とギルド情報が載っているので、ご自由に調べてみてください」
 エステルに端末前まで案内されたらんは、椅子に座ると慣れない手つきで端末のキーを押し、ギルド章について調べ始めた。
 ――ところが、
「え、ギルドってこんなにたくさんあるんだ……」
 ギルド一覧に表示されたギルド数に呆然とした。
 ――現在活動中のものだけでも、その数およそ数百。活動休止中のものや既に解散済みのギルドもあわせるとさらに多い。
「こんな中からどうやって調べれば……」
 らんが困り果てた様子でそう呟いたとき――

「――ギルド章の種類で検索をかければ見つかるんじゃないか?」

 らんの背後からみことの声が聞こえた。
「へ?」
 らんは間の抜けた声をあげ上を向いたが、上には誰の姿も無い。
「どこ見てる。横だ横」
 今度は顔の横から声が聞こえ、らんが左を見ると、ほんの数センチのところにみことの顔があった。
「あ」
「まったく、自分から呼び出しておきながら『あ』はないだろう」
 みことは呆れた様子でそう言うとらんの隣の席に座り、彼女と違い慣れた手つきで端末を操作し始めた。
 そして、活動中のギルドについてギルド章の種類で検索をかけ、あっと言う間にいくつかの候補に絞り込んだ。
「……まだ多いか」
「あ、そのくらいなら確認できるから大丈夫」
 まだ候補は多いがなんとか見て確認できる数にまで減らせたので、らんはみことと席をかわると端末に向かった。
 みことはらんが見ていた端末の前に座ると、引き続き現在休止中のギルドや解散済みのギルドについても同じキーワードで検索をかけていった。

 そして確認し続けること数時間後――
「見つけた!ギルド名は『癒しの翼』ね」
「見つけたはいいが……、――このギルド、数年前に解散してるな」
 せっかく見つけた手がかりだったが、既に解散しているとなるとこのギルドの関係者から話を聞くことさえ難しい。
 ――さすがに諦めるしかないのか、とみことは考えたが、
「もうちょっと調べてみるね」
 らんはまだ諦めていない様子だ。
 そんならんを見たみことはやれやれといった感じで小さな溜め息を吐くと、もう少し付き合ってみることにした。
「俺も手伝うよ」
 そして二人は再び『癒しの翼』について調べ始めた。
 ――結局、ギルド名と既にそこが解散しているということ以外、目ぼしい情報も出てこないまま調べ物を終えたころには外は薄暗くなっており、二人は休む間もなく【バンパイアキャッスル】へと向かうことになった。


「くれあ!右からプレヤ来るよっ!」
「あんたに言われなくても、わかってるわよ!」
 みこととらんが調べ物をしている間、あいりすたちは【アイスダンジョン】で狩りをしていた。
 ――ぐれんとくれあを無理やり誘って。
 あいりすに夢のことを考えさせないようにするため、れいが提案したものだが、れいが思った以上の成果を出しているようだ。
 そんな五人はもうかれこれ数時間【アイスダンジョン】に篭っていた。
「ダメ。あたしもう限界……」
 数分後、くれあは息も絶え絶えにそう言うと氷の地面に座り込み、その視線の先ではぜろとれいも同じように疲れた様子で座り込んでいる。
「くれあさん、もうギブアップですか?案外体力ないですね」
「あたしは、あんたたちみたいに、体力バカじゃないのよ」
 ぐれんのからかうような言葉に、くれあはそう毒づくとそっぽを向いた。
 そんなくれあたち三人の様子にぐれんは困ったように「やれやれ」と呟くと、未だ元気いっぱいの様子でモンスターたちと戯れているあいりすに目を遣った。
「あいりすさん、そろそろ休憩しませんか?」
「あれ、ぐれんも限界?」
 プレヤやらグレクレに嬉々として攻撃を仕掛けていたあいりすは、ぐれんの言葉に驚いた様子で訊き返した。
 そしてぐれんを見たが、どうもそうではないらしい。
「いえ、俺もまだ平気ですけど、くれあさんたちもあんな状態なので……」
 そう言いぐれんが示した先を見、あいりすは一言「あれま」と呟いた。
 ――簡単に言うと三人とも疲労困憊状態。
「しょうがない、休憩にしよっか」
 あいりすはグレクレに蹴りをいれながらそう言うと、追ってこようとするモンスターたちを尻目に四人の元へと戻ってきた。
「あいりすおねーさまとぐれんおにーさま、元気ですの……」
「ちゃんと休憩をとりながら狩ってますしね。休憩なしで狩ってたら、多分俺もあいりすさんもこんなに体力残ってませんよ」
 ぐれんの言葉に、あいりすは「うんうん」と相槌を打ちながら頷くと、氷の地面にへたり込んでいるくれあを呆れた様子で見た。
「それにしても……、――くれあ、体力なさすぎっ」
「無理、言わないで。――ったく、一体どんだけ狩り続ければ、気が済むのよ」
 くれあは憎々しげにそう毒づくも、その言葉に普段のような元気はない。
 そして髪を振り乱したくれあが氷に頬を寄せ、涼んでいると――

 ――パシャリ――

 そんな姿をれいに写真に撮られた。
「くれあお姉様の恥ずかしい姿いただきですの♪」
「――ちょっ……!こら、れい!」
 写真を撮られたくれあは焦った様子で頬から氷を離し、れいが手にしている携帯を奪おうと手を伸ばした。
 れいはクスクスとさも楽しそうに笑うと、くれあの手から逃げるようにアイスダンジョン内を走り回り――
「はい、悪戯っ子つっかまえた♪」
 あいりすにあっさりと捕まり、携帯を没収されてしまった。
 携帯を取り上げられたれいは「返して~」と手をバタバタさせて暴れたが、身長であいりすに負けているため、奪い返すことは出来ない。
「可愛い声出しても返してあげない♪――はい、画像削除っと」
「せっかく撮ったのに……あいりすお姉様の意地悪!」
 画像を削除されてしまったれいは拗ねたような顔をあいりすに見せると、プイッとそっぽを向いてしまった。
「あれま、いじけちゃった」
「ふん、いい気味よ」
 困った様子でれいの頭を撫で機嫌を直そうとするあいりすに対し、くれあはそう満足そうに言いながらぜろの頭を撫でた。
「まったく、この人たちは……」
 ぐれんはそんな三人を見、呆れたように溜め息を吐いた。
 そしてふと気になって携帯の時間を見ると、もうすでに夕方になっていた。
「もう夕方か……。そろそろお開きにしません?俺、夕方からしゅうの家に行かないといけないので……」
「あいりすおねーさま、ぜろたちもバンパイアキャッスルに行かないとですのっ」
「そういえば、あたしもこれからしぇると用事あるんだった」
 あいりすは三人の言葉を聞くと改めて時間を確認し「じゃあ、このへんでお開きにしよっか」と言った。
「ぐれん、くれあ。付き合ってくれてありがとね」
「いいわよ。いい暇つぶしになったことだしね。――じゃ、ね」
「またいつでも誘ってください。それでは」
 あいりすの感謝の言葉に、くれあとぐれんはそれぞれ満足そうにそう言うと【アイスダンジョン】を去っていった。
「さ、わたしたちもバンパイアキャッスルに行かないとね」
「「はいですの♪」」
 そして三人も【アイスダンジョン】をあとにした。
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 | 2013.12.21(土) 17:22 |  | コメント編集

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